免許がなくても使える3種類のトランシーバー

スマホなど、携帯型端末による通話が一般的となった現代でも未だ無線機が活用されているのはなぜでしょうか?

その利点といえばなんといっても携帯電話の電波が届かない場所でも無線機であればよほど特殊な状況でなければ即座にコミュニケーションがとれるということにつきるといえます。

ですが、最近ではアマチュア無線という言葉も知らない若者も増えている時代。なぜここまで認知が薄れているのかといえば、免許制度によるアマチュア無線の敷居の高さにあるといえます。

ですが、一般的に免許がなければ無線機を使ってはいけないという認識は誤りで、351MHz帯・27MHz帯・420MHz帯それぞれの規制に基づき作られたトランシーバーであれば無線免許がなくても電波を発信することができるのです。

・主な免許不要のトランシーバー

1.デジタル簡易無線

2008年に設けられた比較的新しい局で、デジタル方式をとることで鮮明で遠距離交信も可能としています。

後ほど紹介する免許不要のトランシーバーよりも規制は緩く、仕事などで使われるケースが多い。

唯一のネックは入手から使用までの工程に申請が必要な点と使用にあたって一台あたり年間数百円の料金を払わなくてはいけないということ。

このことからアマチュア向けとしては不向きといえます。

2.特定小電力無線

こちらはレジャーからホビーにも良く使われるトランシーバーです。

本機の特徴はなんといっても手軽に手に取れるという点があります。ハムショップでなくとも近くのホームセンターでも販売されており、価格も基本的に安価です。

ただし出力は非常に低く、0.01Wが上限となっています。またアンテナの付け替えが不可をはじめ性能の制限は他の免許不要のトランシーバーに比べて厳しい印象を受けます。

3.CB無線

フリートランシーバーの原点ともいえるのがCB無線です。日本では1960年代に誕生した局です。

以前までは使用にあたっては申請が必要でしたが、途中CB無線の改正が行われ新規制に対応したものであれば購入したその日に運用することが可能になりました。

かつては規制を無視した違法無線機が横行し、違法無線局=CB無線という印象があったぐらい無法地帯となっていた時代もありましたが、現在では純粋な趣味として楽しめるバンドとなっています。

免許無しのリグでもアマチュア無線の醍醐味ともいえるEスポを体験することができるというのが人気の秘訣となっており、最近は着々とユーザーの数を増やしています。

 

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